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建物だってお肌のお手入れは必要です。


こんにちは、HP担当及び雑務の久保です。

花粉が例年以上に猛威を振るっている今日この頃、春の気配を察知した草花が一斉に萌え始めました。
河津桜がそろそろ終わりますが、山桜やソメイヨシノなどが人々の心を浮き立たせる時期はもうすぐですね。

これから夏にかけて、植物が鮮やかな新緑から深い緑へと色を変えていく気持ちのいい季節ですが、実は紫外線が一番降り注ぐ季節でもあります。

2月から徐々に紫外線量が上がっていき、4月の紫外線量は、「残暑で日差しの強い9月とほぼ同等」とされているそうなので、早めの日焼け対策が必要です。

 


気象庁2022年の日最大UVインデックスのグラフ
気象庁2022年の日最大UVインデックスのグラフ


日焼けと言うと女性や赤ちゃんの肌ケアを真っ先に思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、実は地球上で太陽光線が当たるもの全てに日焼けの危険性はつきまとっています。

時々ニュースで耳にする「オゾン層」が透明な繭のように地球を包んで強烈な太陽光(に含まれる紫外線)を遮ってくれています。でも近年問題になっているオゾン層破壊で紫外線の量は年々増えているので、対策を間違えると人の肌は簡単に日焼けを起こし、物だったら変色したり退色したりと劣化していきます。

 

そして、私たちを守ってくれる家もまた同じように劣化していく物なので、出来ることなら早めの適確なお手入れをお勧めしたいです。
特に屋根は太陽光だけでは無く風雨にもずっとさらされているため、気になって点検したときにはひどい状態だったと言う事例がよくあるので要注意です。

 塗膜は紫外線による原子結合の破壊で変色したり、
酸化からのチョーキングが起こりやすい
またその度合いは色によって変わる


 

当店は塗装屋なので色々な塗料を扱っています。

安い物はやはり早い塗り替え周期になりますが、高いから長持ちすると言うわけではありません。最近は機能性塗料という物が色々開発されていて、断熱塗料・防汚塗料などはもちろん、紫外線を防ぐような効果を持つ塗料もあります。
家によって築年数・建材・日当たりや塩害等の立地条件・劣化具合等の違いがありそれこそ千差万別なので、その家に合った塗料を選ばないとせっかく塗った塗料が機能を発揮できない場合もたまに出てきます。

当店ではお問合せを頂いたらお家の状態を丁寧に調査して、各所の調査報告書を添えた上で数種類の塗料プランの見積書をお出ししていますので安心です。

隣接のコーヒースタンドKiDA Galleryには塗装のショールームがございますので、気になる方はどうぞ見学だけでもいらしてください。


ここまで読んでいただきありがとうございます。



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