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展示会と他社訪問


先日福岡で塗料屋さんの展示会があったので社員一同で行ってきました。

「塗装に関わる建設・製造業界が抱える様々な課題を解決します」というコンセプトで、関連企業のブースが多数展開されていました。
他に各種セミナー、トークセッションやアトラクション、そしてNASAの研究員の方のLIVE中継での講演等、5年ぶりのリアル開催と言うことで主催企業様の意気込みがよく分かる盛り沢山な内容でした。
個人的にはNASAの方の講演を聴いてみたかったのですが、残念ながら時間の都合で参加出来ませんでした。宇宙探査、いいですよね。
会場では各自自由行動だったので、私は興味がある分野と気になる道具・材料のブースをメインに見て回り、ついバイクのサビ落としに良さそうなものを見つけて詳しく聞いたりしてしまいました。

メディアでは耳にしていたサステナブルな社会に向けた取り組みを重視する企業が、この展示会に参加している中でも結構多いことに気付いたきっかけがこのサビ落としです。
強力タイプは酸性が多い中、ここの製品は中性でした。人や環境に優しく効果も強力ならこちらを使った方が断然いいはずです。
恥ずかしい話サステナブルには関心が無かったのですが、漂白剤で鼻をやられた時のことを思い出し、こういうことか!と低レベルな納得をしたわけです。
視点を変えて改めて他のブースを回ってみると、様々な業種の企業が
サステナブルな製品を開発していることが分かりました。
当店も塗料というある意味環境に優しくない材料で仕事をしているけれど、他の材料や道具類を変えることで優しくなれるのかもしれませんね。



展示会場を出て、遅めの昼食を取った後に日頃お世話になっている太宰府のハウジングコートさんに向かいました。

当サイトを作る時参考にするため繰り返しサイトを見させて頂いていたので、社長と初対面という印象は全く無く、笑顔で歓迎されて一気に親近感が湧きました。とても気さくな方です。
このような体験をしてみると、自社サイトやチラシで職人の写真をなるべく多く上げる意味と重要性がはっきり分かります。
そして笑顔。
画面の中で笑顔を見慣れていたから、とっつきやすいんです。
当店の社長も笑顔には定評があるのでサイト用の写真には困らないのですが、職人さん達は皆シャイだから自然体で笑ってもらえるよう、撮影に工夫が要りそうです。




店内に入ってすぐ広いショールームが広がっていました。展示物の多さに圧倒されます。
正面の壁には一面に職人さん達の写真が並んでいて、皆さんいい笑顔です。
室内には様々な外壁材や屋根材の見本が塗装や補修を加えてあらゆる所に貼り付けてあり、とても分かりやすいです。ショールームの写真や動画を事前に見てはいたのですが、実物の迫力というべきか訴求力の高さが段違いに素晴らしかったです。
このショールームの作り方は、今後の当店での見せ方を考える上でかなり参考になりました。

満足が行くまで見学した後は座談会となりましたが、ハウジングコートの社長の話術が巧みでさすが営業のプロ、と感心しました。
塗装に関すること、仕事に関する経営者と従業員の考え方の相違点について、時にはシャイな職人さん達の緊張をほぐそうとそれぞれの趣味を聞かれたり。仕事に対する気持ちを聞かれた時は事務の方も巻き添えになっていましたが、とても真面目な方というのが分かりました。
社長は話の流れの持って行き方や相手の意見の引き出し方がとにかく巧くて、凄い!の一言でした。

今回は同業の大きい塗装屋さんの見学と社長のお話を伺えてとても良かったので、うまく仕事に反映出来るよう精進しないといけませんね。


ここまで読んでいただきありがとうございます。
HP担当兼雑務の久保でした。